読書の秋

 ふとはてなブログのお題に 読書の秋 というものを見つけた。私は一時期活字中毒ではないかと思うくらい読書というか文字を読んでおり、比較的読書が好きな方であると思われる。

 

 とか言っときながら好きな本やオススメしたい本なんてパッと思いつかない。何が好きだろうか。比較的軽くて簡潔な話が好きだ。でも暗い話も好きだ。よくわからない。

 

 

 ジャンルで言うと、ミステリーは好きである。でも東野圭吾は嫌いだ。私がミステリーに求めるものは少しずつ伏線を張って生き、最後の最後に解決することだ。東野圭吾の話は伏線は張るには張るけど、解決の仕方が雑だ。一気に解決しすぎである。それでは面白くない。だから嫌いなのである。

 

 恋愛話も苦手だ。そもそも恋愛映画を黙って見れない性分だ。恥ずかしくなってしまうのである。痴情のもつれなんぞ見てて楽しくない。

 

 自分でも面倒くさいと思う。結局自分が好きなのは、話が最後で繋がる話であると考えた。最初に放った伏線を最後の最後に回収するという話が好きなのだ、きっと。それはミステリーに限らず、普通の話でも、だ。だから東野圭吾は嫌いなのだ。まぁよい。

 繋がる話が好きで、どちらかというと余韻を残す話は嫌いだ。きちんとその本の中で解決して、全てをわかりたいのだ、私は。最後の結末は読書に任せるなんて話は嫌いだ。だってそこまで話を持ってきたのは作者だ、作者がきっと描いている結末があるはずなのだ。そこまできちんと書いてもらえないと、作者の世界観ではなくなる。それが嫌なのだ。

 

秋は読書するかな

ちなみに私のオススメの本は、

 

石田衣良  池袋ウエストゲートパークシリーズ

有川浩 キケン/阪神電車

 

です。読んでみてください。